プロジェクト本文
はじめまして、ルルの飼い主です。
この度、ルルが4月4日突然【猫伝染性腹膜炎(FIP)】を発症してしまいました。
致死率ほぼ100%、日本では治療法がないとされている病気です。

なんとかルルが助かる方法がないか調べたところ、この病気に有効なお薬の存在を知りました。
しかしそのお薬は日本未承認薬で、海外からの輸入のためとても高額。
さらに、84日間の継続的な投薬が必要で、お薬代だけでも100万円以上かかります。
情けない話、20代で東京で仕事をはじめたばかりの私では、ルルに最後まで治療を受けさせてあげることができません。
懸命に生きようとするルルのために、皆様の温かいご支援、ご協力いただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。
どうか皆様のお力を貸していただけないでしょうか。
プロジェクトの目標
84日間という長い間ではありますが、投薬を完了させ、寛解させてあげたいです。
1日1回、同じ時間に投薬が必要な未承認薬はFIPの種類(ウェット・ドライ・混合)、ステージ(進行具合)、体重によってその日の投薬量が決まります。
ルルの場合、ウエット型中期で体重6kgのため、1日投薬量600mgで金額は13,800円(+税)でした。
お薬代だけで13,800円(+税)×84日=1,280,300円もの費用が必要です。

その他にも診察費、検査費、入院費など様々な費用がかかり、病院の先生には最低でも約150万円は必要だと言われています。
お薬の協力病院は全国に数箇所、東京都内では4院しかなく、遠方のために交通費もかなりかかってきてしまいます。
つきましては、どうしても捻出できない100万円(差し引かれる手数料を含む)を目標金額に設定させていただきました。
本来は私が用意しなければならない費用であることは重々承知しております。
しかしコロナ禍で仕事の調子も悪く、情けない話ですがこのままではルルを助けることができない状況です。
大切な家族のルルを助けたいです。
何卒ご支援、ご協力をお願いします。
このプロジェクトを立ち上げた理由
【猫伝染性腹膜炎(FIP)】を治せるかもしれない日本未承認薬は、海外からの輸入のため費用が大変高額になってしまいます。
しかし、発症後の生存率がわずか数日~数ヶ月。
一刻も早く投薬を開始する必要がありますが、私だけではすぐに用意することができない額だったというのが事実です。
必死に同じ病気と戦っている猫ちゃんを探したところ、クラウドファンディングを立ち上げ、現在元気に過ごしている様子をSNSで見かけ、最後の頼みの綱として立ち上げさせていただきました。
FIPが発覚するまで
ルルは2018年3月20日生まれ。
ブリティッシュロングヘアという種類で3歳になったばかりの男の子です。
誰にでも懐っこくて、よく食べて、とても元気な男の子です。
2018年6月に我が家にやって来て

こんなに小さかったのに、すくすくと育ち大きくなって毎日幸せに暮らしてました。
しかし、今年の3月に異変に気付きました。
少し太り気味だったのでごはんの量を減らしたにも関わらず、気づいた時にはお腹がパンパンに膨れあがってました。
それに加えて水を1回に10分以上何度も飲んだり、固定の位置から一切動かず寝たきりの状態が続きました。

【3月26日】
トイレの外に下痢、その後何日か後にまた下痢。
【4月3日】
3回目の下痢。
その直後、今まで1度もおしっこをトイレ外でしたことのなかったお利口のルルが、初めてトイレではない場所でおしっこをしました。
【4月4日】
2日続けておしっこをトイレではない場所にしました。
前日は初めての粗相かと思いましたが、今思うとトイレに登る体力すらなかったのです。
さすがに体調が悪いと気付き、すぐに近くの病院へ。
先生がルルを見た瞬間、お腹の張りがひどいことを指摘されました。
レントゲンをとっていただいたところ、腹水が判明。

ほぼ確実に【猫感染性腹膜炎(FIP)】もしくは、お腹の腫瘍であろうと診断を受けました。
FIPの場合、ほぼ100%助からないこと、余命数日~数ヶ月であると告げられました。

採血や検査を済ませ、注射を処置してもらい、明日また来るようにとのこと。
絶望、罪悪感、何でルルが?いう気持ちで、涙がでました。
病院から帰宅後、大好きなごはんを一切食べず、お気に入りのローテーブルの上にジャンプしようとしたら、初めてジャンプできず落ちてしまい、弱々しく丸くなってしまいました…。
何とか助けたいという一心で、ネットの隅から隅まで探し、未承認薬の存在を知りました。
【4月5日】
日本に数箇所しかない協力病院に電話し、これまでの経緯を伝えると、すぐに来るようにとのこと。
再検査の結果、異常なスピードで体調が悪化しており、後期の状態でした。
告げられたのは「このままだと余命1週間」。
遺伝子検査は結果に数日かかってしまうため【猫感染性腹膜炎(FIP)】と断定できないようでしたが、検査の数値を見ても間違いなくFIPであろうと言われました。
このまま3日待つと、いつ命を落としてもおかしくはなく、すぐに未承認薬を投薬していいとのことだったので、お願いしました。
加えてルルが貧血で危ない状態のため、輸血した方が良いと言われたので、もう1匹の後輩猫ココを連れて行き、輸血しました。
この日と翌日いっぱいは入院となりました。


この数日で急な出来事がありすぎて、精神的にも肉体的にもひどく疲労しました。
しかしルルの方が懸命に生きようと頑張っているので、私がなんとかしないとと思いました。
【4月7日】
2日間の入院から退院。
輸血のおかげで血液検査の数値が回復しました。
まだFIP検査結果が出てませんでしたが、投薬後は食欲も戻って来たとのこと。
口座からお金をかき集めてなんとか10日分のお薬を購入し、ルルを連れて帰りました。

帰りの車でおしっことうんちを漏らしましたが、家に着くとホッとした顔になり、ごはんを嬉しそうに夢中で食べてました。

間違いなくルルにとってこの未承認薬は大切なお薬であると確信しました。
(追記)
猫コロナウイルス陽性結果書類です。


ご支援金の使い道
皆様から頂いたご支援金は全てルルの治療費に使わせていただきます。
リターンについて
ささやかではありますが、感謝の気持ちをお返しいたします。
〇全額応援コースをお選び頂いた方
費用の掛からない形で、お礼のメールとルルの写真や動画データをプロジェクト終了後に送らせていただきます。
〇支援コースをお選び頂いた方
お礼のメールとルルの写真や動画データ、コース別にお礼のお品(ステッカー、キーホルダー、マグカップ)をご用意させていただきます。
※確定後発注する為、発送時期はプロジェクト終了後となります。
実施スケジュール
FIPは早急な治療開始が寛解において重要であるため、4月5日から未承認薬投薬の治療を始めています。
治療経過、検査結果、出資明細などは活動報告、Instagram、Twitterにてご報告させていただきます。
Instagram ▷ lucomeow
Twitter ▷ lucomeow_m
おわりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
つい先日まで部屋の中を駆け回り、後輩猫ココの分のごはんまで食べて、悠々と過ごし笑わせてくれていたルルがこのような難病を発症するとは思ってもいませんでした。

痩せ細くなってほとんど動けなくなり、呼吸も辛そうに鳴いて訴えるルルを見ると、なんとしてもルルを助けてあげたいという気持ち以外ありませんでした。
また元気に駆け回って、たくさんおいしいごはんを食べて、人生を楽しんでほしいです。
私は10年前実家でも猫を飼っておりましたが、周りの友人など含め、FIPという病を知りませんでした。
ルルの闘病記録が、これからFIP治療を検討する方々にとって、少しでも希望・参考になるよう願っております。
コロナ禍で大変な状況での大変心苦しいお願いではありますが、少しでもご支援にご協力いただけますと幸いです。
※未承認薬をお勧めする内容ではございません。
※個人的な自己責任と判断の上で、ルルにとって投薬が必要と考えてこのお薬による治療を決めました。
全てのFIPの猫ちゃんにこの未承認薬が有効であるという趣旨ではありません。
※万が一、治療期間中に亡くなってしまった場合ご返金は致しかねます。ご支援いただいた資金はこれまでの治療費などに使用させていただきます。









