あにファン

今朝起きると、杠がソファの上からドヤ顔でわたしを見下ろしていました。

一瞬分かりませんでしたが、着せていたエリザベスウェアを自力で脱いでいたんです。

ドヤ。

 

心配で迷いましたが、出血はしていなかったので今日はそのまま仕事に出かけました。

不安を抱えながら帰宅すると、ソファの上でじっとおとなしくしてくれていて、出血もなかったのでひと安心。しばらくこのまま様子を見ることにしました。

ちょっと動きづらそうですが、少しずつクッションカラーにも慣れてきたようで、今日は落ち着いています。

今はこれが、ベストチョイスみたいなので、濡らしたり嘔吐したりしたときの、洗い替えを考えようと思います。

試着して買えないのが不安ですが…。

杠が怪我をして以来、長時間の外出は控えていましたが、今日は特別です。

年に一度の大イベント、九州レインボープライドのボランティアスタッフの大切な仕事があったので、朝から長く家を空けることになりました。

朝からごはん、お水、トイレ、傷の消毒と投薬、ごほうびのちゅーるまでのフルコースを済ませ、よくよく猫たちにお願いしてから後ろ髪を引かれる思いで出かけました。

帰宅する頃には真っ暗でしたが、杠は本当におりこうさんです。朝と同じソファの上で、じっとおとなしく待ってくれていました。

カリカリを入れたガラスケースがケージの上から床に落ちていて、その横のちゅーるボックスが傾いていたのは、きっと桃の仕業でしょう。

ボックスを開けることはできないので、徒労に終わったようです。ボックスを隠しておきたいのですが、置き場所がないのです。うまく隠したいなあ。

主治医から電話があり、日田の執刀医の指示でもう少し様子を見るよう言われたそうです。

1ヶ月後に再度レントゲンを撮り、経過が良ければそれからピンを抜くことになります。もう少しがんばろう！

「傷はどうですか」と心配されていました。今のところ、クッションカラーが良いようだと伝えましたが、帰宅するとまたわずかに出血。

新しく届いたウェアを着せました。少し大きめのMサイズを買ったのですが、傷を覆ってはくれませんでした。

本当に難しいです。カラーにがんばってもらわねば！

いいこにしてたよ。

 

大きなクッションカラーのおかげで、傷を舐められなくなったようなので、ウェアを脱がせました。

消毒してみると、まだわずかに血が滲んでいますがほぼ止血したようです。もう一息。

先日からソファに電気敷毛布を仕込んだおかげで、ずっとソファの上でくつろいでくれるようになり、安心しています。

今はなるべく動かず、傷の回復に集中してほしい。

退屈しているようで、たまに抱っこ＆ゴシゴシのためにそばに行くと滅多に鳴らさない喉を鳴らしてよろこんでくれます。

大きくて重いクッションカラーに早く慣れて、仲良くなってくれることを願っています。

杠のベッドを占領するリン。どうしても譲ってくれないので、もう一つベッドを買いました。

猫出費ジャブジャブ（涙）

軽い布のカラーに着け替えたところ、動きは楽になったようでホッとしましたが、それも束の間。柔らかすぎてしょっちゅうひっくり返し、傷を舐め始めてしまいました。

困ったなあと頭を抱えていたところに、命の恩人よりクッションカラーが届きました！これ、気になってたんです！！

早速装着すると、この厚みが邪魔して傷を舐められない様子。ひと安心です。

ただ、ちょっと重いので杠が動かなくなりました。動かなければ危険も少なく脚の治りも早いとは思いますが、筋力が落ちすぎない程度には動いてほしいものです。

慎重に見守って、あまりに動かないようならたまに外して動ける時間を作ります。

また、傷を舐めることが絶対にできないことが確認できたら、ウェアを脱がせてあげたいです。

ベッドにもクロゼットにも自由に潜り放題のリンが、居場所を選べない杠のためのあったかベッドを占領します。かわいそうに、杠が寝られない。

クリアケースを切って作ったカラーを何度も破壊され、また病院支給のカラーに戻したのですが、硬い素材で身動き取りづらい上に、傷を削って出血が止まらない。

さらに、わたしの留守中にカラーを引っ掛けてごはん皿を倒しており、カリカリが床にぶちまけられていました。これもしょっちゅうです。

目の前にごはんがあるのに、カラーに邪魔されて食べられなかった杠の時間を思うと、かわいそうで涙が出ます（すぐに、たっぷりちゅーるで謝り倒しました！）。

慌てて近所のペットショップに相談すると、ちょうど在庫がなかった布製のカラーを、糸島の姉妹店からありったけ取り寄せてくださいました。

「18時には届きますから、そのとき来てください」と言われ、失敗したくないため杠を連れて行くと、すべて試着させてくださり、ぴったりサイズのものを入手できました。

高かったけれど、杠の平穏には替えられません。今度こそ、今度こそ、カラーと仲良くなって！！

リンにふかふかベッドを取られがちな杠のために、ソファに電気敷毛布を敷いてあげたのですが、最初にあたたまったのは、リンでした。敏い子です。

今日は地味に忙しい一日でした。夜明け前の3時過ぎから、ごはん皿を倒してカリカリを撒き散らし、トイレも苛立って砂を撒き散らし、ごはんを食べたあとは盛大に吐くなど、部屋を汚し続けてくれたので、隣で寝ているわたしは5時過ぎまで、ウトウトしては飛び起きて掃除、の繰り返し。

寝不足でフラフラしながら仕事に出て、帰宅後1時間原稿執筆、1時間の仮眠を取って病院へ。

待合室での杠。怒ってるなー（涙）。でもかわいい（笑）。

 

傷口はかなりひどい化膿状態で、再度一日2回の抗生剤投与と消毒の日々を続けることになりました。せっかく生え揃ってきた毛を剃ってしまい、また痛々しい見た目に。

骨はそろそろピンを抜けるくらい順調だと思っていましたが、1箇所不安要素が残るため、もう少し先になりそうだとのことです。

今日のレントゲン結果を日田の執刀医に送って指示を仰いでくださるそうです。

骨盤はほぼ完璧に修復。左右対称に戻りました！
おかげで最近はとてもスムーズに排泄できています。

うまくいけば、次の手術は日田に行かずに福岡で行えるのではないかというのは朗報です。杠、もう少しだ。がんばって！！

 

わたしの作った大きなカラーは嘔吐で汚され、柔らかい素材をグシャグシャにされてしまったため、急遽、病院支給の硬いカラーに着け替えています。

しっかりしているのは良いのですが、このカラーで傷を削ってしまう不安があるため、目が離せません。

帰宅後、早速ソファ環境改変。しつこく潜ろうとするソファカバーは、傷に障って危険なので撤去。
寒いので、柔らかい毛布を敷きました。

傷を舐められないようカラーをして、汚れたウェアを急いで洗濯中です。

本日の診療費は9240円でした。
すでにあにファンでいただいた金額は全額使い切ってしまいました（ありがとうございます！ ありがとうございます！！）が、おかげさまで何とか費用を払うことができています。
ご支援に心より感謝申し上げます。ありがとうございます！！

昨日作ったばかりのカラーも、さっそくボコボコにされてしまいました。

無理やりソファカバーの下に潜り込むので、クシャクシャになってしまうのです。でも諦めません。外しません。

一日一回〜数回、毛づくろいのできない杠の代わりに、体中をもういいと言うまでさすります。

自分で舐めている気持ちになって、カラーの内側を懸命に舐めます。早く自分でゴシゴシできるようになると良いね。

何とか耐えてくれていますが、カラーが大き過ぎて動きにくそう。かわいそうな姿に、胸が痛みます。

だからせめて、ごはんをモリモリ食べている姿に癒されます。

でも相変わらず、ごはんやトイレを失敗し、しょっちゅうカリカリや猫砂をまき散らすので、一日に何度も掃除をしなければなりません。

今朝はカラーを汚していました。申し訳なくて、「ごめんね、ごめんね」と言いながら拭きました。

早く自由にしてあげたいです。