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【FIP発症0匹目】助けてあげられなかった「あんこ」

発症0匹目:助けてあげられなかった「あんこ」について

どうしても、はぁちゃん(発症1匹目)を助けたかったのには理由がありました。

その理由は、発症0匹目のあんこという猫です。

 

あんこは私が初めて、家に迎えた猫です。はぁちゃん達より少し前に保護しました。

 

月齢7か月でまだ幼さの残る、長毛でとてもかわいい、人懐こい女の子でした。

すぐに里親さんが決まるだろうと思っていました。

(この時はまだ、工場の猫達が追い出されてしまうことを知りませんでした。)

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あんことの生活は、とてもとても幸せでした。

家に帰るとあんこが待っていると思うと、仕事も頑張れました。

遊ぶのも甘えるのも大好きで、夜は枕元で一緒に寝てくれました。

 

しかし、あんことの幸せな日々は長くは続かず、あんこが来てから1ヶ月が経った頃(5月末)、あんこの調子が急変。

病院へ行くと「体がウイルスに負けている状態」と言われ、そのまま入院。

「あんこを助けてくれるなら、いくらかかってもいい」とお願いしましたが、あんこは回復することはなく、亡くなってしまいました。

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可能性の1つとして「FIP」と言われましたが、確定診断が出たわけではなく、この時の私はFIP治療薬の存在を知りませんでした。

 

もっと早く体調不良に気づいていれば、助けてあげられたのではないか。

私が保護しない方が良かったのではないと、悔やんでも悔やみきれませんでした。

私のようなしょうもない人間が生きているのに、愛され可愛がられる為に生まれてきたあんこが、どうしてこんなに幼くして亡くなってしまうのだろうと思いました。

そして7月初め、今度は はぁちゃんが難病であるFIP発症。

大変ショックでしたが、「今度は必ず助けてあげるから、」と思いました。

 

 

入院及び治療費は117,766円でした。

 

後から思うにあんこもFIPだった可能性が高いと思われます。

この時の経験から、はぁちゃん(1匹目)がFIPを発症した時は「今後こそ助けてあげるから」と、高額治療をすることに迷いはありませんでした。

まさかその後、2匹目、3匹目、4匹目も発症するなんて、思いもしませんでした。

 

みんなを助けてあげられて本当に良かったと思っていますが、はぁちゃん(1匹目)の治療費で貯金を使い切ってしまっており、どうやっても残り3匹の治療費が足りません。

どうか保護猫達の治療費に、ご支援をお願い致します。

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【FIP発症4匹目】ちび太の治療について

●更新履歴:

【投薬中】発症4匹目:ちび太について

2021年6月に、大阪府摂津市の工場より「保健所で殺処分」と言われているところを保護しました。

保護当初は月齢2ヶ月の子猫でしたが、よく食べ、よく遊び、すくすくと大きくなりました。

甘えん坊で、クリクリの目と、ぐりん!と曲がった鍵しっぽがチャームポイントです。

名前に「ちび」を付けると大きく育つと聞いたことがあり、「ちび太」と名付けました。

おしゃべりさんで、保護当初はよく「ピヤピヤ」鳴いていました。

 

FIPの診断について

●2021年8月末

時々、連続した咳のようなクシャミのような症状が出てきました。

 

●2021年9月末

急に咳が増え、猫じゃらし運動後の呼吸がグフグフと聞こえるようになり病院へ行くと、「肺炎症状」と診断がおりました。

月齢7ヶ月の子猫なので遊ぶのが大好きです。

猫じゃらしが大好きなのに、少し遊ぶと呼吸がグフグフと苦しそうで、見ていてとても辛い日々が続きました。

いっそ遊ばない方がいいのかと、主治医に「苦しそうだから遊ばせない方がいいか?」と聞いたところ、「苦しければ遊ぶのをやめるから遊ばせていい」と教えてもらいました。

たくさん遊んでストレスを貯めず、免疫をあげてもらうのも大事かと、日課の猫じゃらしは続けました。

 

●2021年10月初旬

普通の肺炎なら抗生物質で改善するそうですが、抗生物質で一向に改善せず、むしろ悪化。

試しに抗生物質の種類を変えて様子を見ても改善せず。

近所のかかりつけ医から「抜くほどではないが、すこしだけ胸水が溜まっているようにも見える」とも言われました。

色々と検査した結果「FIPドライタイプ」である可能性が高いと診断されました。

 

治療と経過について

●2021/10/12

主治医に相談し、メロンX(V)で連続70日間 投薬治療開始。体重2.1kg。

ドライタイプのため、投薬は1.3倍になりました。

投薬から少し経つと「グフグフ」咳がマシになってきました。

 

●2021/11/01

メロンV投薬21日目。近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重2.4kg。

前回検査の際に「抜くほどではないが少しだけ溜まっているように見えた」胸水はなくなっていました。

肺炎はかなり改善。

 

血液検査も改善。

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投薬前は高かった炎症数値が正常になりました。

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●2021/11/24

メロンV投薬45日目。近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重2.8kg。

肺炎は前回からあまり改善なし。

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血液検査は良化しているものの、気になる点がある(グロブリン、AG比が横ばい)と言われました。

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次回は「タンパク分画をするように」と指示がありました。

 

●2021/12/9

メロンV投薬59日目。近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重2.95kg。

寒くなってきた為か、まだ時々咳をするようになりました。

かかりつけ医からは「心臓が右に癒着してしまっているため、器官を圧迫して咳が出ている可能性もある」と言われました。

残念ながら心臓の癒着は治らず、場合によっては、一生咳は残るかもしれないと言われました。

レントゲンの結果は前回から改善ありませんでした。

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血液検査は良化はしているが「ガンバグロブリンが43%と高く、アルブミンが26.8%と低い」と言われました。

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主治医から薬の種類の変更指示がありました。

 

●2021/12/16

これまで服用していたメロンV(錠剤)から、メロンS(カプセル)に変更しました。

メロンV65日+メロンS開始1日目。

主治医から、ここから2週間の投薬指示がありました。

 

●2021/12/25

メロンV65日+メロンS開始9日目。

近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重3kgを超えました。

血液検査の結果から、ガンマグロブリンという数値が高いため、投薬延長になりました。

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●2021/1/8

12月末現在、ちび太の投薬は「一旦1/8まで継続予定。血液検査結果が問題なければ1/8で終了予定」です。

 

治療費の明細について

●ちび太の治療費(申請時見込み)

・薬代(メロンV):496,000円
・通院費:92,360円 

ちび太合計:588,360円 

 →薬の量が増えましたので、さらに費用が発生予定です。(主治医に明細依頼中です。)

 →ちび太合計:700,000円くらいになる予想です。(2021/1/3現在。)

 

●通院費内訳:クラファン申請時92,360円見通し→1月現在126,390円の見通しです。

通院日 費用  
9月30日 31,020  
10月8日 17,490  
11月1日 14,850  
11月24日 8,800  
12月9日 13,750  
12月24日 10,450  
12月28日 3,080  
1月上旬 10,450 予定
2月上旬 5,500 予定
3月上旬 5,500 予定
4月上旬 5,500 予定
合計 126,390 予定

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投薬終了に向けて

●2021/1/3現在、ちび太は投薬を継続中です。

ちび太はとても優しくていい子です。

病院やお薬の最中は嫌がりますが、終わったらすぐにケロっとして、拗ねたことがありません。

頻繁に近所のかかりつけ医に通っていますが、先生や看護師さんに撫でられるのがうれしいようで、聴診器の時にはゴロゴロ言っており、先生には「今日もご機嫌ですね」言われます。

本当にいい子です。

残念ながら心臓の癒着は治らないと言われました。

しかし咳は完全に治して、元気いっぱいどれだけ遊んでも問題ない体に戻してあげたいです。

 

どうか、ちび太の治療費にご協力をお願い致します。

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【FIP発症3匹目】次郎ちゃんの治療について

発症3匹目:次郎ちゃんについて

大阪府摂津市の工場より「保健所で殺処分」と言われているところを保護しました。

しょんぼり3兄弟の次男と呼ばれていたので「次郎」と命名しました。

元ボスですが、みんなに慕われる面倒見のいいボスだったそうです。
自分より小さい子達を守っていました。

保護してから1ヶ月は、はぁちゃんと共に「外に出せにゃ~」と夜鳴きが酷く苦労しましたが、段々とお家に慣れてくれました。

家ではいつもゴロンとだらしなく寝ています。とても甘えん坊で「お腹の上」に乗るのが大好きです。
お膝も好きですが、それよりもお腹の上がいいようです。

甘えたくなると「きゅー」と可愛い声で鳴きます。

とても甘えん坊でとにかく人が大好きです。

5歳と大人猫ですが、譲渡会に参加させれば、ゆくゆくは里親さんが決まるのも夢じゃないと思っていました。

 

FIPの診断について

●2021年9月

カーターちゃんFIP発症の数日後、今度は次郎ちゃんの食欲もなくなってきました。

部屋の隅で大人しく寝ているようになり、大好きなお腹の上にも乗って来なくなりました。

病院に行くと、胸水に加え「リンパ腫」があると言われ、FIP混合タイプと診断されました。

混合タイプの場合は、ウェットタイプに比べ薬の量が1.3倍に増えます。

 

次郎ちゃんの薬代は「痩せてしまった今の体重で、見積もり約91万円」

症状が回復して体重が増加すると、実際にはもっとかかると言われました。

はぁちゃん、カーターちゃんに続き、今度はFIP3匹目の次郎ちゃんが発症…。

「猫を幸せにしたくて保護したのに、みんな次から次へと病気になり、元気を失っていく」。

そんな猫達の姿を見て、本当に心が折れそうになりました。

そしてさらに、追加で高額な薬代。どうしてうちの子ばかり、こんなに辛い目にあうのだろうと思いました。

しかし投薬は1日でも早い方がよく、落ち込んでいる暇はありません。投薬治療を開始しました。

 

治療と経過について

●9/13 黄色くとろみのある胸水が溜まっており、

かつ3~4センチのリンパ腫(肉芽腫)があるためFIP「混合タイプ」との診断。体重4.4kg

 

●9/13 主治医に相談し、メロンX(V)で連続70日間 投薬治療開始。

投薬前はぐったりして、トイレに行くのも難しいくらいでしたが、投薬3日目くらいから、少しずつ楽になってきたようで、お腹の上にも乗るようになってくれました。

 

●10/2 血液検査及びエコー検査へ。

リンパ腫はかなり小さくなりました。(3~4センチ→5ミリに。)

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●10/18 血液検査及びエコー検査へ。

全て正常値に!リンパ腫がなくなりました。

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●11/17 血液検査へ。

タンパクが8.7とやや上がりましたが、他は問題なし。

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●11/21 主治医に相談の上、規定通り70日目で投薬終了し、経過観察期間に入りました。

 

治療費の明細について

●次郎ちゃんの治療費

・薬代(メロンX,V):912,000円
・通院費:70,850円 ※クラファン申請時

次郎ちゃん合計:982,850円

 

↓明細のうち、912,000円がカーターちゃんの薬代です

 

●通院費内訳:クラファン申請時70,850円見通し→1月現在82,390円の見通しです。

通院日 費用  
9月13日 35,640  
10月2日 11,550  
10月18日 11,550  
11月17日 7,150  
12月29日 5,500  
1月末予定 5,500 予定
2月末予定 5,500 予定
合計 82,390 予定

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投薬終了後について

●12/29 血液検査へ。投薬終了約1ヶ月後の検診に行きました。

主治医よりこのまま様子見とのことでした。

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●1/2現在、次郎ちゃんはお腹に乗って甘える毎日です。

 

このまま寛解目指して頑張ってもらいます!

どうかご支援をお願い致します。

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【FIP発症2匹目】カーターちゃんの治療について

●更新履歴:1/1 投薬終了1ヶ月検診の結果をアップしました。

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発症2匹目:カーターちゃんについて

大阪府摂津市の工場より「保健所で殺処分」と言われているところを保護しました。

事故で片手の先を失っています。

寒い冬の日、暖を取ろうとして、機械か車両のエンジンに挟まれてしまったようです。

ですが、そんなハンディキャップを感じさせないくらい、元気いっぱい猫じゃらしで遊び、ジャンプし走り回ります。

ピョコピョコと歩く姿が健気です。工場でも、その健気な姿に元気をもらう人もいたそうです。

工場では「片足ちゃん」(実際には片手ですが)と呼ばれていた為、「カーター」ちゃんと命名しました。

ちょっとビビりながらも、甘えん坊で食いしん坊です。

↓保護からしばらく経った頃

 

FIPの診断について

●2021年9月

カーターちゃんの食欲がなくなってきました。

いつもは誰より食いしん坊で、人のご飯を横取りするくらいなのに…。

はぁちゃん(FIP発症1匹目)の時と症状が似ていると、心配になりながら病院へ。

すると心配が的中。胸水が溜まっておりFIPとの診断がおりました。

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この時、目の前が真っ暗になり、信じられない気持ちでいっぱいでした。

1匹目はぁちゃんの治療費で貯金を使い切ってしまっており、どうやってもお金が足りません。

周囲には「お金がないのだから、2匹目は無理して治療せず、看取ってやるのも愛情だ」と仰る方もいました。

しかし、はぁちゃんもカーターちゃんも「同じ工場で生まれ育ち、同じ工場から保護した、かけがえのない命です」。

発症1匹目だから、はぁちゃんは助けられて、発症2匹目だからカーターちゃんは助けられないなんて、そんな人間の勝手はあんまりです。

カーターちゃんは工場で事故に遭い、片手を失いながらも、必死に生きてきました。

しかも私は、「はぁちゃん」が投薬治療によって、みるみる回復する姿を見ていました。

このまま治療せず看取ることなんて出来ませんでした。

病院にはなんとか薬代の支払いを待ってもらうようお願いし、投薬治療を開始しました。

 

治療と経過について

●9/9 胸水が溜まっておりFIPと診断。体重3.7kgに減少。

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●9/10 主治医に相談し、メロンX(V)で連続70日間 投薬治療開始。

投薬開始後、数日すると体調がみるみる回復し、ご飯もガツガツ食べるように。

ただし、そこで薬を止めてしまうと再発してしまうため、治療には規定期間の70日投薬を続ける必要があります。

カーターはとにかく食いしん坊なので、薬を粉末状に砕き猫用ミルクに混ぜると、嫌がらずに食べてくれました。

 

●9/30 血液検査へ。タンパクが8.6と少しだけ高い以外は問題なし。

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●10/18 血液検査へ。数値がすべて正常値に!

もちろん体調良好で、食欲旺盛!

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●11/17 血液検査へ。ほぼ正常値。

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●11/18 規定通り70日目で投薬終了し、経過観察期間に入りました。

 

治療費の明細について

●カーターちゃんの治療費

・薬代(メロンX,V):629,000円
・通院費:81,740円 ※クラファン申請時

カーターちゃん合計:710,740円

 

↓明細のうち、629,000円がカーターちゃんの薬代です

 

●通院費内訳:クラファン申請時81,740円見通し→1月現在69,850円の見通しです。

通院日 通院費  
9月9日 14,850  
9月24日 8,800  
9月30日 12,650  
10月18日 11,550  
11月17日 5,500  
12月29日 5,500  
1月末予定 5,500 予定
2月末予定 5,500 予定
合計 69,850 予定

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投薬終了後について

●12/29 血液検査へ。投薬終了1ヶ月後の検診行きました。

主治医よりこのまま様子見とのことでした。

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●12/31現在、カーターちゃんは毎日元気いっぱいです。

発症時3.7kgだった体重は、投薬終了1ヶ月後の現在4.9kgまで増えました。

 

このまま寛解目指して頑張ってもらいます!

どうかご支援をお願い致します。

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【FIP発症1匹目】はぁちゃんの治療について

●更新履歴:
1/2 投薬終了2ヶ月検診の結果をアップしました。

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発症1匹目:長男はじめ(はぁちゃん)について

大阪府摂津市の工場より「保健所で殺処分」と言われているところを保護しました。

しょんぼり3兄弟の長男と呼ばれておりましたので、はじめと命名。

とても控えめでいい子なので、あだ名は「はぁちゃん」になりました

保護したての頃は「ここはどこにゃ~」「外に出せにゃ~」「お前は誰にゃ~」と鳴いていましたが、やがてお家に慣れてくれました。

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↓お家に慣れた頃。しょんぼり顏から、優しいお顔つきになりました。

FIPの診断について

●2021年7月

保護から2ヶ月が経った頃、はぁちゃんの様子に異変がありました。

元気と食欲がなくなり、そのうち、しんどそうに肩で息をするようになり病院へ。

黄色くとろみのある胸水が溜まっており「FIP」であると伝えられました。

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近所のかかりつけ医からは「うちでは治療出来ない」と言われました。

親交のあるボランティア仲間に相談したところ、関東のとある病院(FIP治療薬 協力病院)を紹介してもらい、

「メロンX」での投薬治療を開始しました。

メロンXの場合、毎日同じ時間に連続70日間、投薬を続ける必要があります。

 

治療と経過について

●7/6 胸水が溜まっておりFIPと診断。体重が減り4.8kgに。

 

●7/7 胸水を抜いてもらった為か、少しだけ回復しました。

ご飯を少しだけ食べるように。下痢が続きます。

 

●7/14 ムティアンでの投薬を開始。

少しでも投薬が早い方が良いと聞き、担当医に相談の上、メロンX開始までの「繋ぎ」として投薬しました。

数日後にはご飯をガツガツ食べ、元気に。下痢からコロコロうんちになりました。

 

●7/27 メロンXで、連続70日間 投薬治療開始。

元気と食欲も問題なく、猫じゃらしでも遊ぶようになりました。

 

●7/28 血液検査へ。タンパクが11.8と高い以外は問題なし。

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●8/26 血液検査へ。タンパクが9.1に減少し、前回よりかなり改善。

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●9/27 血液検査へ。タンパクが9.4。やや正常値より高い。体重が増え、5.3kgに。

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●10/4 メロンX開始70日目の為、本来は投薬終了のはずでした。

しかし前回検査で「TPが高く、AG比が低い」ため延長になりました。

 

●10/8 血液検査へ。タンパクが8.8とやや高いため、再延長になりました。

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●10/27 メロンX投薬終了し、経過観察期間に入りました。

 

治療費の明細について

●はぁちゃんの治療費

・薬代(メロンX):941,000円
・通院費:72,490円 ※クラファン申請時

はぁちゃん合計:1,013,490円

 

 

●通院費内訳:クラファン申請時72,490円見通し→1月現在88,990円の見通しです。

通院日 費用  
7月6日 32,340  
7月28日 11,550  
8月26日 11,550  
9月27日 11,550  
10月8日 5,500  
11月24日 5,500  
12月24日 5,500  
1月末予定 5,500 予定
合計 88,990 予定

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投薬終了後について

●11/24 血液検査へ。投薬終了1ヶ月後の検診行きました。

主治医よりこのまま様子見とのことでした。

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●12/24 血液検査へ。投薬終了2ヶ月後の検診行きました。

タンパクがやや高いのが気になりますが、主治医よりこのまま様子見で問題ないとのことでした。

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クリスマスイブに病院でかわいそうでしたので、帰ってからご馳走を食べてもらいました。

我が家でのご馳走は「銀のスプーンの缶詰の仔猫用」。

高カロリーなのでいつもは仔猫にしかあげないのですが、はぁちゃんら大人猫たちも大好物。

とっておきのご馳走です

 

●12/31 現在、はぁちゃんは毎日元気いっぱいです。

発症時4.8kgだった体重は、投薬終了2ヶ月後の現在6.2kgまで増えました。

このまま寛解目指して頑張ってもらいます。

そして寛解後はダイエットしなければいけません。

 

発症1匹目はぁちゃんの治療費については私自身の貯金で支払い出来ましたので、どうか2匹目、3匹目、4匹目である「カーターちゃん、次郎ちゃん、ちび太」へのご支援をお願い致します。